ライブドア事件 ― 2006/01/26 00:22
ライブドア堀江社長の逮捕のニュースを見つつ、いろいろと考えたことをすこし書きます。あ、この時点ですでに元社長か。
私は堀江氏が大嫌いで、ファンだった近鉄が消滅するときも、堀江氏に買われるくらいなら…と思った口です。しかしながら、ここ最近のマスコミの騒ぎは異常ですね。水に落ちた犬を滅多打ちという様相で、見ていて非常に不愉快です。タレントとして価値があるうちは適当に使って、でも敵であることは忘れていない。で、いったんボロが出たら一斉に攻撃をかける、という姿勢は空恐ろしいですね。これはマスコミによるリンチだと思いました。
もっとも、この件は耐震構造書偽造疑惑関連の追求の目をかわす某方面の陰謀だとか、政権の早期退陣を図った勢力のしわざとか謀略説も頻々と取りざたされているようです。
それはともかく、堀江氏を見ていて思い出すのは、司馬遼太郎の「竜馬が行く」、です。彼を竜馬に例えるのはかなり抵抗がありますが、竜馬と同時代に生きていたら、多分私は堀江氏同様、相当竜馬を嫌っただろうと思います。私は小説の中の竜馬は好きですし、彼の功績も評価した上で思うのですが、同時代に生きていたらあんなアナーキーな人物は許せなかったんじゃないかと思います。
藩に許されて剣術修行をしながら、当時の大罪である脱藩をし、武士の癖に異人と付き合って金儲けをしようとする、体制の転覆をもくろむ・・・。これだけ並べると堀江氏や村上ファンドの村上氏なんかかわいく見えてきます。しかし、なにかが違うような気がするんです。司馬遼太郎の描く竜馬はすごく魅力的です。なんででしょう。また読み返してみる時期なのかもしれません。
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